「100億円あげちゃいます」というキャンペーンとともに開始された、ソフトバンク系列の合弁会社のペイペイさん。いや、すごいですね。キャンペーンのインパクトと規模が桁違いです。日本のQRコード決済の本格普及の第一歩となると思っています。

 どれくらいのスピードで、100億円が消費されているのかは未公表ですが今週末あたりは家電屋さんに多くの行列ができるかもしれません。何といっても20%還元となるわけですから。

 さて、そんな話題の合弁会社ペイペイが今回のサービスについてどのような特許を出願しているのか調べてみました。

 ペイペイという会社名での出願は見当たりませんでした。設立されたばかりの会社ですし、既存の特許の名義変更もされていないようなので納得の結果です。

 サービス開始前に出願していた場合は、公開まで1年6月経過するまで待つ必要がありますのでもうしばらくは不明ということになります。

 次に、ソフトバンクやヤフーからの出願を見てみると下記がみつかりました。

特許6271800(ヤフー)
概要:店側のQRコードを読み取り、ユーザが金額を入力して決済送信する。

 上記は概要ですが、ほぼこのまま登録されています。中国のアリペイは出願日より前にサービス開始してますから、仕組みが違うのですかね。出願日は2017年1月(親出願)と比較的新しいです。
 
 ペイペイは2通りの決済方法があるようです。
 1.スマホにQRコードを表示して、店舗側レジで読み取る(ヤマダ電機はこの方式だった)
 2.スマホで店に設置されたQRコードを読み取り、スマホに金額を自分で入力(ビックカメラはこの方式?)

 本特許はまさに2.の方式そのものです。

 登録クレームは下記に示しますが、シンプルで非常に良いクレームです。早期審査もかけているようで本命の特許だと思います。

 100億円還元のキャンペーンと本特許により、ペイペイが日本のQR決済の市場を握るかも知れません。
 
【請求項1】
  読取部と受付部と通信部とを備える端末装置に、
  前記読取部に、第1識別情報を読み取らせる処理と、
  前記受付部に、ユーザからの商品の購入金額の設定操作を受け付けさせる処理と、
  前記受付部に、前記商品の購入金額の決定操作を受け付けさせる処理と、
  前記通信部に、前記読取部に読み取らせた前記第1識別情報と前記受付部に受け付けさせた決定操作に応じた購入金額とを含む決済要求を他装置に送信させる処理と、
  を実行させるプログラム。



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